アドベンチャー研修とは

厳しい環境の中で目標を達成してゆけるチームのあり方を身につけてゆく体験学習法

アドベンチャー教育は、登山や探検などの困難を伴う野外活動で、人が大きく成長してゆく事実に着目して生まれた教育法です。長期のものでは、70日間に及ぶ冒険活動がプログラムとして組まれるケースもあります。
人の都合を考慮してくれない自然を相手にすることで、自分が変化することが状況を変えることを知ります。自分の中にある可能性を知り、チャレンジする勇気を身につけ、成功体験を積むことで、人は自信をつけ、未来に向かって思考することができるようになります。
企業研修としては、長期の活動は業務に支障を来すことから、1日から数日間でのプログラムとして構成されています。模擬的に作られた困難のなかで、ビジネス環境に応用できる行動戦略を手に入れることができます。

安全について

アドベンチャーをする目的は、自分の境界線を一歩踏み越えるチャレンジにあります。人が行き詰まりを感じるとき、それまでの行動パターンを変えることによって、状況は打開されます。自分にとって安心できる快適な状況(セーフティーゾーン)から一歩外(ストレッチゾーン)に踏み出すことが、自分の中に眠っていた可能性を開き、対応能力の幅を広げます。この境界線を越える行為をエッジワークと呼びます。
エッジワークは物理的な危険を表すわけではありません。それまでの人生で作ってきた脳内のパターンを書き換えることが、未知の領域への旅立ちであるために、感情的主観的に危険と感じられるのです。
カリキュラムは安全が検証された用具や施設を用いて行われますが、参加者にはチャレンジャブルと感じられるように組み立てられます。

気づきの効果

体験学習の効果が高いのは、新たな自己概念、新たな発想法、新たな行動が、気づきとして得られるからです。自分自身の中から生まれる気づきは、周囲の思惑とは関係なく、本人が潜在的に最も必要としている事柄に関して生まれてきます。だからこそ、定着し、機能するのです。
私たちトレーナーは、通り一遍の答えは提示しません。答えを与えるのではなく、積極的に参加し、体感し、言語化することを求めます。答えはクライアントの中にこそあるからです。人それぞれの文脈の中で、何が最も課題なのか、どうなりたいのか、そのギャップはどのようなものか、そこに焦点を当て、一人一人の成長をサポートしてゆきます。

個人の価値観を大切にする

地域や会社が人生全般の面倒をみてくれる時代ではなくなった現代、個人の価値観や人生の目標を持つことが、心の安定のために必要となっています。誰もが試行錯誤しながら、どう生きるのかを考えています。苦労して形作った個人のビジョンと、チームに掲げられたビジョンとに一致点を見いだせたとき、人は心から仕事を楽しむことができるでしょう。

グループの成長

成長はグループ全体としても起こります。メンバー同士の関わり合いの中から、互いが活かしあう関係が作られ、トレーナーのいない日常業務に戻ったときに、その関係が維持されることが、私たちトレーナーの目指す成果なのです。

安心な環境を作り出す

チームのメンバーが関わり合い、助け合うことで、メンバーが最も能力を発揮できる状態を作ることができます。安心して仕事に打ち込める職場で、やりがいを持って日々仕事に励むことは、どのような職種であっても、望ましいことのはずです。成果をもたらすためにも、またメンバーの心身の安全を確保するためにも、重要なことだといえるでしょう。

アドベンチャー研修
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